FMD(血管内皮機能検査)


 食生活や生活リズムなどの生活環境の大きな変化に伴い、脂質異常症、糖尿病、高血圧などの生活習慣病は年々増加しています。これらの生活習慣病は、動脈硬化と密接な関連にあり、知らず知らずのうちに進行し、心筋梗塞、脳梗塞の原因ともなります。動脈硬化は、血管壁の硬化に先立ち、血管内皮細胞の機能障害が先行すると言われています。この動脈硬化の前段階である血管内皮機能を評価するのがFMDです。
 カフで5分間腕を締め、その後の血管拡張を超音波で測る検査です。