ご挨拶


生理検査センター部長    教授  中里 信和


大学病院の仕事とは,一般に臨床・研究・教育の3本柱から構成されるといわれています.国立大学病院としてはじめて誕生した生理検査センターも,常に3本の柱を意識して活動しています.
 臨床業務は生理検査センターの基本中の基本活動です.検査項目の充実と検査の品質向上に加えて,各診療科からのニーズに応えるべく検査件数の増加も達成しなければなりません.他の病院では難しいが東北大学病院ならやれる,という評価が得られるようスタッフ一同,研鑽に励んでいる毎日です.
 研究活動は臨床業務と切り離して考えることはできません.スタッフは日々の仕事の中で,さまざまな疑問に遭遇するものです.これを同僚に相談して解決するだけでなく,過去の膨大な国内外の知の蓄積と照し合わせて解決方法を探る必要があります.そうした自然な問題解決作業が,実は素晴らしい研究業績に結びつくものです.研究成果の発表は国内だけではなく海外でも発信しており,ここ数年で多くの学会発表や論文として結実しています.
 教育は大学らしさをもっとも発揮できる分野です.臨床検査技師自身の技術の獲得や資格の取得だけでなく,学生の指導や若手・同僚の指導,他施設からの研修生の指導も業務の重要な位置を占めています.
 幸いなことにこの数年の業績は,臨床・研究・教育のすべての柱において飛躍的に上昇しています.こうした活動が認められ,平成26年度の東北大学病院長賞の栄誉を受けることができました.「良い大学は太らない,良い大学は種を蒔く」といわれるように,最終目標としては優秀な人材を次々と輩出できるようにすることが我々の目標です.熱意ある多くの若い人たちが集まることを期待しています.

生理検査センター部門長     三木 俊

臨床・教育・研究の充実した組織を目指して!

生理検査センターは、H24年8月より稼働した新しい組織であり、国立大学病院では初の試みで全国的に注目されています。稼働当初は人員25名で施行していましたが多くの業務拡大と業務改善、増員、教育、研究を行い、現在では生理検査センター部長、副部長、部門アドバイザー11名、合計13名の医師ならびに35名の臨床検査技師がセンターの運営に携わっています。前病院長の下瀬川徹先生、佐藤成先生、多くの先生方やスタッフの方々のご支援のもと臨床・教育・研究の充実した組織の基盤が構成されました。
今後も患者さんのためにどんな医療を提供できるか、チーム医療の一端を担う検査技師として何ができるかを考えながらセンターを構築し、診療に役立つ正確で質の高い検査の提供など生理検査独立のお手本となるような発展する組織作りを目指しております。

Evolution&Accountability