部門紹介

 

肺・循環機能検査部門
                      主任臨床検査技師 伊藤記彦
                               情野千文

 生理検査センター『肺・循環検査部門』では、心電図検査・足関節/上腕血圧比(ABI,CAVI)検査・ホルター心電図検査・肺機能検査・簡易睡眠時無呼吸検査・特殊な心電図検査を担当しております。
 患者さまが安心して検査に臨めるよう『やさしく・待たせない・正確な検査』をモットーに検査業務に励んでおります。
 なにか不明な点がございましたら、遠慮せずスタッフに声をかけてください。

超音波検査部門
                      主任臨床検査技師 船水康陽

 超音波検査は、非侵襲的(放射線被曝や痛みがない)検査法であるため繰り返し検査可能であり、また、今、動いている臓器をそのままリアルタイムに観察し評価ができるという特徴をもつ、患者さんに優しく有用な診断ツールです。当部門で実施している検査項目は、心臓、腹部、頸動脈、腎動脈、腹部大動脈(瘤)、下肢動脈、下肢静脈、バスキュラーアクセス、甲状腺、関節など全身に及びます。更に、術中支援としてエコーガイド下EVT(Endovascular Therapy:血管内治療)やCRT植え込み術の際、術前・術後の評価などの業務も行っております。
 超音波検査部門スタッフ一同、日々進歩する専門的な知識と技術の習得に励み、診療に有益な情報の提供を行えるように努めております。
感覚機能検査部門(バスキュラーラボ)
                      主任臨床検査技師 三木未佳

<感覚器>
 感覚器部門は、主に耳鼻科に関わる検査を担当しています。
 以前は耳鼻科の外来の片隅で嗅覚検査や味覚の検査を行っていましたが、技師の中央化に伴い、検査部で検査を行うようになったのが十数年前。もちろん担当部署は生理検査です。それでも耳鼻科の検査は生理検査室の片隅で細々と行っていました。生理検査センターが発足し、震災後仮の住まいであった病棟から中央診療棟2階に引っ越しました。そこでは感覚器専用の検査室を確保することができ、嗅覚検査に対応できるように換気設備を備えたスペースで検査を行っています。マイナーな検査ばかりですが、初めて検査室らしい場所で検査を行うことが出来ています。検査件数が多く、防音室を必要とする聴力検査などは、今でも耳鼻科の外来に技師が出向して検査を行っています。
 検査担当者は、毎年誰かが聴力検査の講習会や平衡機能検査の講習会に参加し、知識を深め、技術レベルを一定以上に保つように心掛けています。
 

<バスキュラーラボ>
 ABI、血管エコーはもともと生理検査センターとして、多くの診療科からのオーダーを受けて検査を行ってきました。近年、血管診療の重要性が唱えられ、血管診療技師(CVT)やバスキュラーラボといったフレーズが聞かれるようになり、当センターでも念願のバスキュラーラボを立ち上げることになりました。血管診療に携わる移植再建内視鏡外科や形成外科、循環器内科から検査装置を移設してもらい、APG、SPP、FMDなどの検査を行っています。
 バスキュラーラボとは単に区画化された空間とスタッフを示すものではない…と言われます。当院でもCVTは2015年現在5名在籍しておりますが、それぞれが様々な検査の担当をしながら、脈管診療に関する検査技術・知識・個々の患者情報などを共有し、診療科へ信頼性の高い検査結果を返せるよう日々努力しています。
脳・神経機能検査部門
                      主任臨床検査技師 浅黄優

 脳神経機能検査部門では、神経細胞から発せられる微弱な電気活動を波形(なみ)の形で捉え、エコーやCT、MRIなどの画像検査では捉えることの難しい「神経の機能(*脳も神経細胞の集まりです)」をみる検査を担当しています。
 2011年の生理検査センター発足に伴い、これまで生理検査室で各診療科の脳波や神経伝導検査などを担っていた神経生理部門と、2010年に国内の大学病院では初めて設立されたてんかん科の業務が統合され、新たに脳神経機能検査部門として動き始めました。現在でも過半数の技師をてんかん科に派遣し、専門の業務に従事しています。
 生理検査センター内にある当部門の検査室は4部屋のみですが、患者さんの状態に合わせて、外来や病室、救命センター、手術室などに出向きフットワーク軽く対応しております。
 また、部門内全員が積極的に各種講習会や学会へ参加し、脳神経部門全体の質を向上させると共に、臨床側へより有益な検査結果をお返しできるよう日々努めています。